月
07
9月
2009
気分は、開高健 埼玉ワンダーランド part1
午前10時半、新宿でK先生と落ち合って、エルブレスで季節外れの海パンを買う。ベルクで麦酒を飲んで、いい心地になってから、西新宿で、伊藤夫妻の運転するバンを探す。ドアから手をだして大きく振る、二人をみつけて早速同乗。
運転する二人には誠に申し訳ないけれど、後部座席に腰掛けた我々は、セブンイレブンで買い込んだ麦酒とあたりめで杯を重ねる。
中野坂上を右折して、山手通りを走ると、マンションの頭上をはるかに越える、高速道路の支柱が転々とそびえたっている。司馬遼太郎が『街道を行く』にかきつけたとおり、東京はいつも「工事中」である。
高速に乗り入れて、インターにはいると、早速空になった麦酒を求めて徘徊するも、やはり、売っていない。
「つまみコーナーがあって、本体がないというのは、おかしなことですよ」
というK先生の憤りは鋭い。商魂の裏側をついている。
麦酒がないとわめく我々に、旅なれた伊藤夫妻は車に積み込んだクーラーボックスから缶ビールをとりだして、思う存分呑ませてくれる。車に流れる「名残り雪」の歌詞が語ろうとしている意味を探る、三人の討論を尻目に、健やかな眠りの中に落ちる。
肩を揺らされて目をあけると、そこは虹鱒の釣堀で、餌代、貸し竿はすべてフリーだが、そのかわり入園料150円、に釣った魚はすべて買いとらないとイケナイという縛り(一匹500円也)がある。意気昂揚と、釣り糸をたらすといきなり、入れ食いで、もう気分は開高健である。愉しい。
釣った魚の釣り針を、伊藤氏に外してもらうという手のかかりかたはご愛嬌で、なかなか釣れないK先生を尻目に、釣った魚を焼いてもらう。ワタをぬいて、塩をまぶして焼いた虹鱒は、身がしまっていて、淡白な味わいの中に、甘みがある。
「鮎よりうまい」
麦酒と虹鱒に、舌鼓をうつ一行にうなづきながら、もう一眠りする。昼日中から酔っ払って、畳に寝転がる誘惑には勝てない。でしょう。
コメント: 2
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#1
PART1~4まで拝読いたしました。
爆笑。
私のアルバムにこのまま貼り付けさせていただいて
よろしいでしょうか? -
#2
どうぞご自由にお使いくださいまし
